旧電機部の発祥の地が、桃園工場であったことに因んで「桃園会」(とうえんかい)と名付けられた親睦会は、昭和61年に発足しました。大正14〜15年生まれの人が、6人も定年退職するこの時期に、誰いうとなく「苦楽を共にした人が、このまま、ばらばらになってしまうのは誠に残念だ、時々会って旧交を暖める場を作ろう」と言うことで、それ以前に定年退職した人にも呼びかけて発足したのが「桃園会」である。
発足の趣旨が、旧交を暖めることであるので、観光地で豪遊することはせず、長く続けられるように、また年金生活者であることも考え、参加者が小遣いでまかなえる範囲内で行うことにしている。
年会費もなし、出欠も当然ながら自由である。
また、現役時代の肩書きは外して、一人一人の人間としてのお付き合いに徹していることも、長続きしている大きな要因であると思う。
発足以来、会合の仕方も、変わってきたが、今では、春・秋の一泊旅行と新春の食事会が、定例行事となっております。 |
(桃園会 三輪さん提供の資料) |
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